「いつでもナース」ってどんなサービス？

はじめまして。いつでもナース代表の山根英子です。
大学病院のICUや急性期、慢性期病棟、離島、そして通所リハビリと、医療のさまざまな現場で経験を積んできました。
通所リハビリは、医療の現場としては派手さも緊迫感もなく、在宅のような自由度もありません。
しかしそこで私は初めて、制度の中では拾いきれない“暮らしの苦しさ”に直面しました。

感染症の疑いがある利用者様のご家族が、涙ながらにこう訴えた日のことが今も忘れられません。
「どうしても今日は大事な用事があるんです」
「誰にも頼めないんです、お願いです、なんとか…」

制度の決まりにより断らざるを得なかった私は、
医療者として正しい判断をしたものの、
目の前で苦しむ方を前に、自分の無力さに打ちひしがれました。

「看護師である前に、人としてできることはなかったのか」——
あの日の思いは、今も胸に深く刻まれています。

組織の中では変えられなかった現実がある。
だから私は組織の外で、自分の信じる看護を届ける道を選びました。

私たちが提供するのは、特別なことではありません。
制度の制限に縛られず、
「その人に必要な看護を、その人に合った形で届ける」こと。

制度の枠組みは時代とともに変わっていきます。
しかし、人が抱える不安や願いは変わりません。

そのときどきで最善を尽くすためには、知恵や技術だけでなく、
一人ひとりが「自分ごと」として寄り添う心掛けが大切だと私は考えています。

私たちはこれからも、この思いを胸に、
あなたと大切な方の暮らしに寄り添い続けてまいります。

どうぞ安心してお任せください。

保険外看護サービス　いつでもナース
代表看護師　山根英子