③老々介護ケア

ケアマネージャーのAです。
現在、80歳の男性で在宅療養中の方を担当しています。こちらは寝たきりの状態で、奥様も体調が悪く、介護が困難な状況です。
公的保険サービスと併用して、保険外看護サービスの利用を希望しています。サポート可能な内容について教えていただけますか?

ご相談の件、承知しました。訪問時間はご希望に合わせて柔軟に対応できます✨日常生活の援助から褥瘡予防や服薬管理など、医療的なお手伝いもお任せください💊奥様の気遣いも含めて、ご家族の状況に応じたサポートが可能です🏡

寝たきりのご主人のケアに加えて、奥様も体調が優れないようなんです。奥様へのフォローもお願いできますか?

もちろんです。奥様に対しては健康チェックや体調管理のサポートを行います。また、家事の一部を代行して、休息の時間を確保できるよう努めます。

それは助かります。奥様も精神的にかなり疲れているようなので、そのあたりも気になります。

はい、不安やストレスに寄り添い、気軽に話せる相談相手としてもサポートします。生活習慣や、栄養面のアドバイスもお伝えして、無理のない形で体調改善のお手伝いをします。

ありがとうございます。ご主人のケアだけでなく、奥様も安心できる環境が整うのは本当に助かります。

どんなことで悩んでいましたか?

老々介護の場合、介護者の体力的・精神的な負担や緊急時の対応困難、孤独感、公的サービスの限界など多くの課題があります。介護者である奥様の負担が大きく、体力・精神の負担が増大し、自分自身の健康を損ねるリスクが生じます。老々介護は、介護者自身が高齢であるため、無理をすると共倒れになるリスクがあり、訪問介護などの公的サービスだけでは、全てのニーズをカバーできず、体調の悪い奥様が負担を負うことになり困っていました。

ご利用の流れ

初回面談
ケアマネージャーと打ち合わせ後、訪問で初回面談を実施し、利用者様の状態やご家族の希望を確認。
昼間はヘルパーや訪問看護を利用している現状と褥瘡のリスクが高く、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していることを把握。奥様は腰が悪く心配性であり、介護ケアに不安を感じている。
ケアプラン作成
確認したニーズをもとに、療養上のお世話から、褥瘡予防、誤嚥予防を含めたケアプランを提案。
ご家族と相談し、プラン内容の最終調整。
契約・サービス開始
ケアプランに合意し、契約を締結。
サービス提供開始日を設定し、希望日時に訪問ケアがスタート。
※当サービスは前払い制のため、ご入金の確認後に提供を開始いたします。
定期的なサポート・見守り
状況に応じてケア内容を見直し、継続的なサポートを実施。

まとめ

公的保険サービスが利用できない曜日、夜間、祝日にケアを提供。ケアプランは利用者様の状況やご希望に応じて随時見直し・変更に対応しています。
『最後まで自宅で』というご家族の思いと、ご本人の思いを尊重し、利用者様のケアに加え、奥様自身の体調や心身の負担を軽減するための支援を行っています。

公的保険サービスが利用できない曜日、夜間、祝日に対応していただけて、ご家族も安心されたみたいです。奥様も心強いと言われています。

私たちの役目は利用者様だけでなくご家族も安心して暮らせる環境を作ることです。今回、そのお手伝いができて本当に良かったです。